こんにちは、アウトドアライターのおつまみです。
いきなりですが、自宅に、ハンガーラック(ワードローブ)ってあります?
大量の洋服を一箇所にまとめられる便利な道具ですが、都心のワンルームマンションだと置く場所に困っちゃったり。
ハンガーラック置きたい。でも生活空間が狭くなるのは嫌…。都市部に住む方にとって、あるあるな悩みですよね(^^)
その悩み、パラコード(アウトドア用ロープ)を使えば解消できちゃいます!
パラコードをハンガーラックの代わりにする利点
ロープワーク(結びの知識&技術)を利用すれば、パラコードがハンガー掛けに大変身しちゃいます。
部屋に置くものが減る
ハンガーラックが不要になるので、部屋の圧迫感がなくなり生活空間がスッキリとします。
引っ越す時も荷物が少なくなりますよー!
洋服の洗濯干しにも使える
大量の洗濯物が出てしまったときに干す場所がなくて困った経験はありませんか?
まさかハンガーラックに干すことは出来ませんが(かびちゃう)、パラコードなら、簡易的な干しスペースを作れます!
たくさんの来客にも対応可能
あれ、上着をかけるスペースがない…!
お客さんのコートを床置きだけは避けたい…そんな時にパラコード。
簡易コート掛けを作れるので、急な来客にも対応できます(^^)
ロープワークを用いて簡易ハンガー掛けを作る方法
さて、さっそく写真付きで解説していきましょう。必要なロープワークは3つだけ。
- 自在結び(トートライン・ヒッチ)
- 引きとけ結び(スリップ・ノット)
- よろい結び(マン・ハーネス・ノット)
自在結びと引きとけ結びに関しては下の記事にて解説してるので、そちらの記事を参考にしてください。
パラコード(アウトドア用ロープ)を使えば洗濯物干しが快適になる
今回の記事では、よろい結びをメインに解説します(^^)
ハンガー掛け作りの手順
①ロープを引っ掛ける場所を探す
柱や鴨居にかけたS字フック、突っ張り棒などが候補になります。
ロープに引っ掛ける服が多くても耐えられそうな箇所を選択しましょう。
②引きとけ結びでロープの一端を結ぶ
引きとけ結びの方法についてはこちらの記事を参照してください。
②よろい結びを作っていく(ハンガーを掛ける箇所を作る)
コードの両端を先に結んでしまうと、ハンガーを掛ける部分(よろい結びで作る)を作りづらくなるので、片側だけ固定したら、よろい結びを先に作っていきましょう。
ハンガーを掛けたい場所を決め、輪っかを作ります。
輪っかの中にパラコードを通していきます。
通したパラコードを引っ張ります。
輪の間にある紐をつまみ、手前、下側に引っ張ります。
つまんだ部分を、そのままキュッと引っ張ってください。
両方から強く引っ張ることで、結び目ができます。
これでよろい結びが完成!ハンガーを掛けたい部分すべてに、結び目を作りましょう。
解きたい場合は、本線部分を両端へ引っ張ればOKです。
③パラコードの反対側の端を自在結びにする
ロープをピンと張る(テンションをかける)ために、自在結びにて固定しましょう。自在結びの方法についてはこちらの記事を参照してください。
ピンと張りすぎるとよろい結びが解けてしまうので注意しましょう!
④ハンガーを掛けていく
よろい結びで作った輪にハンガーを掛けていけば、簡易ハンガー掛けの完成です!
覚えたロープワークの数だけ可能性が広がる
よろい結びを覚えれば、自重でハンガー同士がくっつくこともなく、間隔をあけてちゃんと干すことができます。
筋肉は裏切らない、のパクリですが、ロープワークもあなたを裏切ることはありませんよ!!
他のロープワークにも挑戦してみてくださいねー!