【写真解説】キャンプで箸を忘れても安心。現地で箸を作る方法

こんにちは。アウトドアライターのおつまみです。

みなさん、キャンプはお好きでしょうか?

満開の桜の下で過ごす春キャンプ。ひぐらしの鳴き声で朝を迎える夏キャンプ。コロコロとコオロギが鳴く中での焚き火がなんとも心地いい秋キャンプ。刺すような冷気の中で飲む熱々のコーヒーがたまらない冬キャンプ。

また、数人でBBQ台を囲んでワイワイやるファミリーキャンプや女子キャンプ。最低限の装備で孤独を楽しむソロキャンプ。

どのシーズン、どのキャンプスタイルにも共通している楽しみがありますよね?

そう、大自然の中でいただく食事こそ至高の楽しみ!

美味しいお肉を…あっ、箸忘れた!!

薪を集め、火をおこし、食材を刻み、お湯を沸かし、網で焼く。

キャンプの醍醐味、至高の時間がやって来た。

いざ食さん!

そう思った次の瞬間。

箸がない……!

仕方なく、そこらへんに落ちている枝を拾い、箸の代わりとして使うものの、くねくね曲がっていて使い勝手が悪いことこの上ない。また衛生的にも良くない…

テンションガタ落ち、げんなりとした経験、みなさんはありませんか?

ナイフ一本持っていれば、箸なし問題は解決する

箸を忘れたからって、気落ちするのはまだ早い!!!

キャンプ場に落ちている太めの枝(大体3cm以上)や薪が手に入れば、ナイフで加工することにより、清潔で真っ直ぐな箸を作り出すことができます。

柔らかく加工しやすい針葉樹(スギやヒノキなど)が周りに落ちていたらラッキー。

節が多い枝や薪はきれいに割るのが難しいので、節の少ないものがあったら、それはもう「箸作り日和」。箸をつくり始めるしかありません!

箸作りにはナイフを使うよ。

ナイフの背を叩いて薪を割る「バトニング」

私は、箸を、作りたいっ!!すっかり洗脳されてしまったそこのアナタ。

今回は細めの薪(奥行き5cm前後)を使う前提で話を進めます。

それ以上大きな薪を割るには、ナイフではなく、鉈や斧が必要だからです。

ナイフで薪を割るには

  • 刃が厚く頑丈なもの(3.0mm以上推奨)
  • ある程度の長さのあるもの(10cm以上推奨)

上記2つの条件を満たせたら完璧。

折りたたみナイフは脆弱な構造になっているので、薪割りには適していません。ブッシュクラフト用のナイフ、として売られている商品を選んでおけば間違いはないでしょう。

清潔・便利な箸の作り方

まず、木材を底面1cm四方、高さ40cm〜60cm程度の四角柱に成形していきます。

①薪(または太めの枝)を割る

太さ3cm以上の比較的真っ直ぐな針葉樹の枝や薪の先端にナイフを置きます。

太めの木材でナイフの背を叩いていきます。

刃が薪に入ったら、ナイフの先端付近の背を「コンコン」と軽めに叩いて、少しずつ刃を薪に食い込ませていきます。

ナイフを薪の下部まで食い込ませれば「パカッ」と真っ二つに割れます。

注)可能であれば、木の板や丸太などを薪の下に敷いておきましょう。勢い余ってナイフの刃が地面の砂利に当たって刃が欠けるといったことを防ぐことができます。

②細くなった薪を削る

ハンマーグリップ(※1)でナイフを握り、ガシガシ削っていきましょう。

薪を後ろに引きながらナイフを前に押し出すと、一気に削り取ることができます。

※1)ジャンケンのグーの形でナイフをグリップする方法です。力が入りやすく、大雑把な作業に向いています。

薪を太さ1cm程度まで削ります。

棒の先端は地面と設置していた部分なので、削り取ったほうが衛生的ですねー(^o^)

③棒を2つに折って一組の箸を作る

棒を半分に折るために、棒の中心に「レの字の溝」を入れていきます。

ナイフの背中に親指を添えて、棒の真ん中に刃を押し付けて、切り込みを作ります。

切り込みから2mmくらい離れたところから切り込みに向かって刃を入れます。(ナイフと棒の間の角度は45°くらい)

親指でナイフを切込みに向かって押し込み、細かく削っていきます。

「レの字」の溝ができました。

溝を膝頭に当て込み、棒の両端を持って引っ張れば…

パキッと小気味のいい音が!

箸が完成しました。

曲がりが少ないので、使用感は抜群です(^o^)

箸がなければ作ればいいさ。

今回は、太めの枝や薪をナイフで割り、削って箸を作る方法を紹介しました。

市販の箸に比べたら使い勝手は良くないかもしれませんが、自分で作った箸はちょっぴりワイルドな趣があります。

いっそのこと、、あえて箸を持参しない。そんなキャンプを体験してみてはいかがでしょうか?

物を作り出す楽しさに病みつきになるかも知れませんよ。

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この記事を書いた人

おつまみ